はじまりは産後一週間後ぐらいかな?
あーちゃんがまだ入院していたころにお腹にしこりがあるのを発見!
妊娠して大きなお腹だったから気づかなかったのか?それとも出産でこうなったのか?
とにかく右腹、昔の盲腸手術の跡の3cmほど斜め上あたりに2cmほどのしこりを感じたのでした。
痛くもなんとも無いし、そのときは産後の尾骶骨痛やおシモの痛み、腱鞘炎のほうがつらかったから、落ち着いたら病院でみてもらおうとほおってました。
産後2ケ月ごろ、どう考えても産後にできたものとしか思えないので、これはもしや卵巣かも?と、産んだ産婦人科でみてもらった。
先生:
「卵巣はまだお休み中ですよ。このしこりは腹膜にあるみたい。昔の盲腸の縫った跡じゃないの?前からあったけど気づかなかったんじゃない?」
え~?そんなことない!こんな大きなしこりなら気づいてたはず!
とにかく、産婦人科ではわからないので、外科か内科で見てもらったほうがいいとのこと。
そして、他の病院で内科の先生に超音波映像でみてもらったら・・・
先生:
「うーん、いったいなんだろね?どうも、2cm×1cmぐらいかな。中に水がたまってるみたいだけど・・・悪性ではないとおもうよ。とにかく様子を見るしかないね。CT撮るにしても小さすぎるから。あ、ちなみにちょっと脂肪肝ですよ。食事に気をつけてね。」
脂肪肝って!関係ないし。専門のことに関してはしっかり診てくれるけど、しこりについては頭をかしげる。
悪性ではないとのことなので、ほっとくことに。
しかし、その後、そのしこりは少しずつ大きくなっていくのでした。
ときどき、つねられたような痛みがあり、すぐに治まる。
だけど、通常は痛みを感じないので、10月になってもそのまんまにしてた。
そして・・・
11月に入ってすぐ、なんとなく盲腸の傷跡周辺がチクチクする。
改めて、しこりを触ってみたら・・・・
ぎょええええええ~!!!
傷の上のほうにあったしこりが大きく長細くなって、盲腸の傷の真下まででかくなってる!これはかなりデカイ!気づかんかったわ!
その後、急にその部分が軽くつねられたように痛くなって、気になって気になってしょうがない。
これはほっといたら大変なことになるんじゃ?
病院に電話して、前に見てもらった内科の先生がいるか確認。
翌日に診察することになったけど、そのときには前のようにまったく痛みがなくなってた。
内科の先生がまた超音波映像で確認してくれた。
内科の先生:
「ありゃりゃ?しこりが二つになってるよ。前のしこりは2.8cm×1cmであたらしいのは2.1cm×1かな~?以前からあるのは固まってるね。そこから飛び出たようにひょうたん型に新しいしこりができてる。水がはいってる。」
ひょうたん型って???いったい何なん?
その後、同じ病院の外科の先生に超音波映像をみてもらうことに。
外科の先生:
「これはたぶん、妊娠で筋肉が引っ張られた状態から出産で大きな力が入り、昔の盲腸傷が開いて、腹壁がとびだしてるんじゃないかな?痛くないなら放っててもいいよ。腹壁ヘルニアっていう症状だね。もし痛みがまたあったら来て。」
ならんこ:「先生、じゃあ、なんでひょうたん型なんですか?」
外科の先生:「腹壁以外にも脂肪もでてるかも?」
はあ~??? 脂肪って・・・
とにかく聞けばこれは絶対に手術しないと治らないらしい。次に妊娠も考えてるのでとにかくそれまでには治さないと。
「も~いややな~!なんでこんなことになるんやろ?」
あーちゃんがまだ小さいから今すぐは無理と伝えたら、とにかく急がなくてもいいそうなので、春ぐらいに実家に帰って入院しようとおもってた。
とりあえず、今回もそのまんま、放っておくことになりました。
しかし!
12月2日、前日の風邪の症状も治まってきたら・・・
お腹が痛い!とにかく痛い!つねられたようにそれもすっごくキツクつねられたように痛い!
上から見ても盲腸の傷部分が飛び出てきてるし、周り3cmぐらい真っ赤になってる。
立ってるとすごい痛い!
とにかく治まるまでじっとしてたけど、これはどうしようもない。家事もあーちゃんのお世話もできない。
そんなときに限って、太郎は宮崎に12月1日から4日まで出張でいない。
翌日になっても痛みが治まらないので、前診てもらった外科の先生がいるかどうか電話したら、今日は手術で見れないので明日じゃないとだめらしい。
どうしよう???どぼしよう??
もう我慢できない・・・・(>_<)
他の病院をインターネットで探す・・
近くに消化器外科があったので、電話したら・・
病院:「腹壁ヘルニアはうちでは取り扱ってませんから診れないです。」
消化器外科やろ!!腹の皮は専門外かよっ!!!
しかたないので、違う病院を探す。
インターネットで24時間救急指定の病院を発見。場所もそんなに遠くない。「いつでも電話してください!」と書いてある。
とりあえず、そこに電話する。
「5時半まで外来ですから来てください。赤ちゃんも看護師が見ておきますから」
よかった~
緊急だったので、すごい助かる~
あーちゃんを連れて、外来へダッシュ!
消化器外科の先生に今までのいきさつを話し、CTを撮ることに。
結果はというと・・・
消化器外科の先生:
「1mm単位でみても、お腹に穴なんて開いてないよ。これは盲腸の傷が炎症をおこしてるから膿がたまってるんだよ。でも、なんで25年も前の手術あとから膿がでるのかナゾだ。お腹の中は細菌はいないのになあ~?」
「え?そうなの?」
消化器外科の先生:
「とりあえず、痛み止めだすから。どうしても痛かったら明日でも切ってあげるよ」
なーんだ、腹壁ヘルニアじゃないの?原因がやっとわかってよかった。
とりあえず、痛み止めを飲んだら少し痛みが治まった。
だけどこの痛みから逃れるには切って膿を出すしかないらしい・・・
こわいよお~
太郎が4日に帰ってきて5日お休みなので、その日にきってもらおうと思い今回は痛み止めで乗り切った。
結局、先生の都合で6日に切ってもらうことになった。
太郎にも6日休みを取ってもらった。
だけど・・・膿がひょうたん型になってるの?奥の分は水分じゃないと前の病院では診てたけど。奥のしこりもとれるんやろか???
・・・つづく
スポンサーサイト